1968年4月にビジコンで開始したプリンタ電卓の開発において,私はプログラムを使って機能を実現する「プログラム論理方式」を導入した。それまでのハード・ワイヤード論理方式からソフトウエアによる制御方式に変更することで,OEM先ごとに仕様の異なる電卓を短期間で開発できるようにしたのである。既存の方式のインクリメンタルな改善ではなく,新世代の論理方式であったと言えると思う。

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