アベノミクスによる景気回復効果がITサービス業界にも浸透し、大手・中堅各社の業績は回復傾向だが、不採算案件の深い爪あとも残る----。

 売上高500億円以上のITサービス企業(上場企業28社)の2013年度の業績は、前期と比較できる27社全体で5.0%増と増収だった。しかし営業利益面では、NTTデータが27.0%減になるなど、不採算案件が各社の足を引っ張り、全体で2.3%減と減益だった。ただし、売上高500億円以上の企業では、赤字企業は無かった。

 まず売上高ランキングでは、1兆3437億7200万円のNTTデータ、6572億1500万円のキヤノンマーケティングジャパン、5645億9500万円の大塚商会がトップ3。それに野村総合研究所、伊藤忠テクノソリューションズ、ITホールディングス、SCSK、日本ユニシスといった“3000億円倶楽部”のSIerが続く(表1)。

表1●主なITサービス企業の売上高ランキング(売上高500億円以上の上場企業)
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