今回は,2006年4月25日にちょうど丸1年を迎えたJR宝塚線脱線事故で顕在化した,「過剰反応」問題について考えてみたい。人の生命・安全を左右する危機管理対策などの場合,「事後チェック型」のルールでは,犠牲者が出てから監視・救済に動くことになり,手遅れ状態になる。一個人や企業の範ちゅうで問題解決できない内容については,「事前規制型」で行政が調整した方が効率的な場合もある。

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