ログイン方法を切り替える

 インストール後にログイン方法を変更したい場合があるかもしれません。その方法を紹介します。

 ログイン方法の設定は,/etc/inittabファイル*6内に記述されています。そのファイルをテキスト・エディタで編集することで,ログイン方法を変更できます。

 この/etc/inittabファイルは,Linuxが起動するときに利用される設定ファイルです。このようにLinuxでは設定ファイルの多くがテキスト・ファイルの形態で存在します。こうしたテキスト・ファイルを,テキスト・エディタに読み込んで設定内容を変更するというのが,伝統的な設定方法です。

 グラフィカル・ログインからテキスト・ログインに変更するときには,次のようにします。まず,rootユーザーになります。rootユーザーでログインしている場合は,そのままで結構です。一般ユーザーでログインしている場合には,いったん(後述する)ログアウトを実行してからrootユーザーで改めてログインします。

 次に,/etc/inittabファイルをテキスト・エディタに読み込み,上から18行目にある

の行の,「5」を「3」に変更します。

 逆にテキスト・ログインからグラフィカル・ログインに変更するときには,「3」から「5」に変更します。

 このように,/etc/inittabファイルの内容を変更した後に,システムを再起動するとログイン方法が変更されています。

一時的にログイン方法を変更する

 一時的にログインの方法を切り替えることもできます。この場合は,再起動しなくてもログイン方法を変更できますが,/etc/inittabファイルの内容を変更しているわけではないので,再起動すると元のログイン方法に戻ります。

 一時的にログイン方法を変更するには,rootユーザーになってから,「telinit」*7コマンドを実行します。例えば,テキスト・ログインをグラフィカル・ログインに切り替えるには,rootユーザーになってから,

 グラフィカル・ログインをテキスト・ログインに切り替えるには,

と入力します。

出典:日経Linux 2005年5月号 87ページより
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

この先は会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)登録で5月末まで無料!