電子設計
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ニュース
AIスピーカーを聞き上手に、CEVAがDSPコア向けに音声入力処理ソフトウエア
米CEVA社は、同社のDSPコア上で稼働する音声入力処理ソフトウエア「ClearVox」を発売した。同社のオーディオ/音声DSPコアである「CEVA TeakLite-4」と「CEVA-X2」で稼働する。
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TECHNO-FRONTIER 2018
エンジニアの心をくすぐるモーター開発キット、オン・セミが約1万円で発売
オン・セミコンダクターは、「TECHNO-FRONTIER 電源システム展2018」(4月18日~20日に幕張メッセで開催)に構えたブースで、米ON Semiconductor社のモーター駆動系の開発キット「モータ駆動モジュール・ソリューション・キット」(製品番号:LV8548MCSLDGEVK)…
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ニュース
FPGAに実装できるコンパクトな物体検出向け推論処理用IPコア、日本のDMPが開発
ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)は、エッジ側におけるディープラーニング/AI(Artificial Intelligence)の推論処理に特化したIPコア「ZIA DV500」の提供を開始した。産業機器や自動車運転支援システムでよく使われる、シーン理解や物体認識機能に最適化した推論処…
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DATE 18
微細化から量子コンピューティングへ、IC設計技術のR&Dに地殻変動
欧州最大のIC設計技術に関する国際会議DATE 18でテーマが変容
ICの設計技術などに焦点を合わせた欧州の国際学会「DATE:Design, Automation & Test in Europe」。3月19日~23日にドイツ・ドレスデンで開催されたDATE 18では、採り上げられる話題の大きな変化を実感させた。これまでIC設計技術を扱う学会のテーマは、基本的に…
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TECHNO-FRONTIER 2018
言語プログラミングなしでデジタル電源を開発、STマイクロが評価ボードとGUIツール
STマイクロエレクトロニクスは、「TECHNO-FRONTIER 電源システム展2018」(4月18日~20日に幕張メッセで開催)にブースを構えて、伊仏合弁STMicroelectronics社のデジタル電源評価ボードを2つ出品した。共に出力は3kW。1つは、3チャネルインターリーブPFC評価ボー…
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ニュース
車載用メニーコア対応RTOS「eMCOS AUTOSAR」、ISO 26262 ASIL Dの認証取得
イーソルは、メニーコアプロセッサー対応リアルタイムOS「eMCOS」のAUTOSAR仕様準拠プロファイル「eMCOS AUTOSAR」が、ISO 26262 ASIL Dのプロダクト認証を取得したと、発表した。
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ニュース解説
MSのセキュアーIoT機器向け「Azure Sphere」に準拠、MediaTekがセキュアーMCU
Armはセキュアーなオンチップサブシステムを発表
台湾MediaTek社は、米Microsoft社の「Azure Sphere」に対応したセキュアーなMCUとして「M3620」発表した。Azure Sphereは、IoT機器向けのセキュリティーソリューションで、(1)IoT機器向けのセキュアーMCUと(2)LinuxベースのセキュアーOS、(3)…
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ニュース解説
「統合制御や自動運転の開発を効率化」、MathWorksがライブラリーを提供
仮想空間上でクルマの動きを確認
米マスワークス(MathWorks)は、車両の統合制御や自動運転のアルゴリズム開発を効率化するライブラリー製品「Vehicle Dynamics Blockset」の提供を始めた。同社のシミュレーションツール「Simulink」上で利用する。
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EVや蓄電システムを支えるスイッチング電源
計算結果と実測値が一致すれば、もう電源設計は怖くない
スイッチング電源の制御系を実際に設計してみる(後編)
スイッチング電源制御理論の基礎を学ぶ最終回は数式上の計算結果と実際の基板での測定値を比較し、その手順の妥当性を確認する。
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EVや蓄電システムを支えるスイッチング電源
電源制御の準備は完了、いざ設計へ
スイッチング電源の制御系を実際に設計してみる(前編)
前回は、スイッチング電源においてDC-DCコンバーターを制御する機構の設計で重要な指標について解説した。それ以前に解説した、DC-DCコンバーターの基本構造と、状態平均化法に基づく伝達関数の算出方法と合わせて、スイッチング電源を設計する準備が整った。今回は実際に制御系を設計する手順を紹介する。
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ニュース
7nmで稼働する56G PAM4対応SerDes、MediaTekがASIC事業で整備
台湾MediaTek社は、ASICサービス事業向けに7nm FinFETプロセスで稼働するIPコア「56G PAM4 SerDes」を発表した。同社はスマートフォン向けASSPなどの標準品のICに焦点を合わせて事業を展開してきたが、今後はASIC事業にも力を入れるとしており、そのアピールを兼ねて今…
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ニュース
アンリツ、V2Xメッセージの解析ソフトに新オプション
アンリツは2018年4月12日、「V2X 802.11p測定・解析ソフトウェアMX727000A」(以下、MX727000A)の新たなオプションとして、「RF Parametric Test MX727010A」(以下、MX727010A)、「V2X Message日本方式コンフォーマンステスト …
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EVや蓄電システムを支えるスイッチング電源
一巡伝達関数、閉ループの出力インピーダンス、入出力特性を完全理解
スイッチング電源の制御機構と設計の勘所となる3つの指標(後編)
スイッチング電源として利用するためには、DC-DCコンバーターの出力を確認し、それを基に制御する機構が必要となる。この制御系の設計においては、安定性を評価する指標、負荷変動への応答を評価する指標、入力変動への応答を評価する指標を確認することが不可欠だ。
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ニュース解説
AI推論処理能力が50%向上、Cadenceが第5世代DSPコア
米Cadence Design Systems社は、ビジョン処理やAI推論処理に向けたDSP(Digital Signal Processing)コアの新製品「Cadence Tensilica Vision Q6 DSP」を発表した。DSPコアはDSP演算を行う回路(の設計データ)で、ビジョン処…
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EVや蓄電システムを支えるスイッチング電源
使えるスイッチング電源の設計に3つの指標あり
スイッチング電源の制御機構と設計の勘所となる3つの指標(前編)
前回までに、スイッチング電源の中核部分であるDC-DCコンバーターの基本構造と、その伝達関数を求める手法を解説した。利用するためには、DC-DCコンバーターの出力を確認し、それを基に制御する機構が必要となる。安定性を評価する指標、負荷変動への応答を評価する指標、入力変動への応答を評価する指標を確認…
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EVや蓄電システムを支えるスイッチング電源
ラプラス変換による周波数領域の状態方程式からゴールの伝達関数へ到達
周波数領域で伝達関数を導出し、微小変動に対する応答を知る
状態平均化法を用いてスイッチング電源の伝達関数を求める手順の後半を解説する。前回は時間領域の状態方程式を立てて動特性を求め、ラプラス変換によって周波数領域に変換するまでを解説した。今回はその数式を展開し、3つの変数それぞれの変動に対してインダクター電流および出力電圧がどのように応答するかの伝達関数…
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ニュース
次世代の5nm半導体に対応、ケイデンスがカスタム/アナログIC設計EDAを更改
米Cadence Design Systems(ケイデンス・デザイン・システムズ)社は、ICのカスタム設計/アナログ設計用EDA(Electronic Design Automation)システム「Virtuoso」を18.1版に公開した。複数の機能強化を行った。
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EVや蓄電システムを支えるスイッチング電源
オンとオフで等価回路が変わる、複雑で高難易度の伝達関数算出に挑戦
状態平均化法で求める伝達関数、時間領域の方程式を周波数領域に
スイッチング電源を安定して動作させるためには、外乱に対して系が発振しないよう、周波数領域での振る舞いを把握して制御系を設計する必要がある。オン期間とオフ期間の等価回路が異なるスイッチング電源では、状態平均化法を用いて微小変動に対する伝達関数を計算していく。
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EVや蓄電システムを支えるスイッチング電源
オンが長ければ昇圧、オフが長ければ降圧、潜む不安定性
電子機器を支えるスイッチング電源、状態平均化法が設計の拠りどころに(後編)
本連載ではスイッチング電源制御理論の基礎を学ぶ。入力を高周波でオン/オフして所望の電圧を得るスイッチング電源回路の伝達関数を求め、それを基に回路を設計する方法を解説していく。スイッチング電源回路の基本的なトポロジーとして、今回は昇降圧型コンバーターを解説する。前回は降圧型コンバーターと昇圧型コンバ…
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EVや蓄電システムを支えるスイッチング電源
核心を知れば応用が自在に、ためたエネルギーを一気に開放
電子機器を支えるスイッチング電源、状態平均化法が設計の拠りどころに(前編)
本連載ではスイッチング電源制御理論の基礎を学ぶ。入力を高周波でオン/オフして所望の電圧を得るスイッチング電源回路の伝達関数を求め、それを基に回路を設計する方法を解説していく。今回はスイッチング電源回路の基本的なトポロジーとして、降圧型コンバーターと昇圧型コンバーターを解説する。