受講ご希望の方は開催初日(11月28日)の正午までにこちらからご登録の上、会場にお越しください。

お申し込み


登録完了後に「登録確認メール」をお送りします。そちらを印刷してご持参ください。
※後日、請求書をお送りいたします(クレジットカード払いはできません)

※本セミナーは協賛社(オン・セミコンダクター、キーサイト・テクノロジー)に受講者の情報を提供いたします。受講申込の受付は日経BP社が行い、お預かりした受講者情報を日経BP社から協賛社にお渡しします。それ以降は、各法人それぞれの責任において管理されます。ご了解のうえ、お申し込みください。

 エレクトロニクス分野において、今後継続的な市場成長を見込めるのが、自動車や鉄道などの「モビリティー」、太陽光発電や風力発電などの「再生可能エネルギー」、モーターやインバーターなどの「産業」などの分野です。こうした分野では、モーターの省エネ規制強化や再生可能エネルギーの利用拡大、電動車両の普及など、大きな変化が訪れています。この変化に対応するべく、その中核を担うパワーエレクトロニクスやパワーデバイスの研究開発が加速しています。

 ここにきて、SiC(シリコンカーバイド)やGaN(ガリウムナイトライド)という新材料を利用したパワーデバイスを利用するパワエレ機器が増え始め、大きな成果が出てきました。しかも、酸化ガリウムという新たなパワー半導体材料や、モーターやインダクターなどの性能を飛躍的に向上させる新たな磁性材料の実用化も始まりました。

 こうした、パワーエレクトロニクス/パワーデバイスの近未来を描くために、業界をリードするキープレーヤーが一堂に集まる「パワーエレクトロニクス・サミット」を開催します。

概要

日時: 2016年11月28日(月)10:30~17:30
(開場10:00予定、17:00-17:30は名刺交換会)
  2016年11月29日(火)10:00~17:00
(開場9:30予定、16:30-17:00は名刺交換会)
  ※名刺交換会では、ソフトドリンクをご用意します。
会場: 秋葉原コンベンションホール(東京・秋葉原)
主催: 日経エレクトロニクス、日経テクノロジーオンライン
協賛: オン・セミコンダクター、キーサイト・テクノロジー、
東芝三菱電機産業システム

受講料(2日間・税込み)

  • 一般価格:69,800円
  • 読者価格:59,800円

本セミナーの実践的参考書として最適な書籍「パワーデバイス2017 世界競争時代の企業と拡大する市場」と、あわせてお申し込みいただけます。
(本書は、セミナーの開催に合わせた新刊で、当日受付にてお渡しします。)

  • セミナー一般価格+書籍: 109,800円
  • セミナー読者価格+書籍: 91,800円
■読者価格
「日経テクノロジーオンライン有料会員(年払いのみ、日経エレクトロニクス、日経ものづくり、日経Automotiveとのセット購読含む)の方は、「読者価格」でお申し込みいただけます。
  • ※1日ごとの受講区分での販売はいたしておりません。
  • ※受講料には昼食は含まれておりません。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

1日目 ― 11月28日(月)

10:30 - 12:00

パワーエレクトロニクス~パラダイムシフトの先を読む~

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東芝三菱電機産業システム
取締役副社長

菊池 秀彦 氏

パワーエレクトロニクスが社会のカギを握る時代が到来した。高機能・高性能、合理性を求める時代から、「人」「地球環境」「エネルギー」を含む社会システム全体の「最適化」を追求する時代に移行しはじめたためである。こうした動きを背景に、パワーエレクトロニクス全体の動向と、その中で浮上している主な技術課題、それらの解決に向けた技術のロードマップについて解説する。

休憩 (12:00 - 13:00)

13:00 - 13:50

超省エネ軟磁性材料“NANOMET®”と完全レア・アースフリーマグネットの研究開発

東北大学
金属材料研究所 教授

牧野 彰宏 氏

軟磁性材料は、家電製品からパワー半導体が使用される産業機器や輸送機器、そして社会基盤の電力インフラに至るまで多岐に用いられ、変圧回路や整流回路に用いられているチョークコイルやトランス、及びリアクトル等と呼ばれる磁心と巻線からなるコイル部品の性能を向上させ得る材料である。東日本大震災からの東北復興・新生をめざした文科省及び復興庁による「東北発 素材技術先導プロジェクト」超低損失磁心材料技術領域で研究・実証がなされている超高鉄濃度ナノ結晶軟磁性合金(NANOMET®)は、既存材料では困難とされてきた高い飽和磁束密度(Bs)と低い鉄損を両立する唯一の材料であり、電気-磁気変換の応用製品を小型・高効率化し、電力損失を大幅に低減する。他方、硬磁性材料として、我々は、NANOMET®と同じ製法によりレアアースを含まない高性能なFeNi磁石の作製に世界で初めて成功している。この材料は隕石中に極微量含まれるFeNi規則相よりも高い規則度を示し、ポストネオジウム磁石として有望であると言える。ポストネオジム磁石は学術的意義のみならず、工業的観点からもその実現が強く望まれている。

13:55 - 14:55

パワーデバイスにおけるイノベーションと期待

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オン・セミコンダクター
パワーソリューショングループ ジャパンサイトマネージャ

夏目 正 氏

パワーデバイスのイノベーションにより、さまざまなアプリケーションにおいて、新たな領域での可能性が広がるとともに、その実現化が拡大しています。特に、ワイドバンドギャップ材料は、高耐圧、高移動度、低容量、高周波、高温おいても低抵抗を実現するなど、従来のシリコンを超える優れた特性を持っていることから、大きな注目を集めています。本講演では当社の経験をもとに、パワーエレクトロニクス市場の成長に向けた、材料、デバイス、パッケージ、アプリケーションにおける変革について説明し、応用に向けた取り組みについて紹介します。

休憩 (14:55 - 15:05)

15:05 - 16:05

パワーデバイスの市場動向

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IHSグローバル
日本調査部ディレクター

南川 明 氏

産業機器、車の電装化により益々パワーデバイスの重要性が増している。一方では世界の電力消費は増加する一方であり、IoT普及により増加するクラウドやエッジサーバーの電力消費が大きな問題になってくる。足元では中国の過剰設備による設備投資抑制はパワーデバイス需要を一時的に冷え込ませている。ここでは将来のパワーデバイスの需要予測を電力消費の観点からの分析を試みている。

16:10 - 17:00

安全性・快適性・航続距離を向上させる電気自動車の自動運転・制御技術とワイヤレスインホイールモーターの開発

東京大学大学院
新領域創成科学研究科 准教授

藤本 博志 氏

本講演では,まず安全性と快適性を向上させるインホイールモーターを用いた電気自動車の車両運動制御技術を紹介する。次に,磁界共振結合とSiC変換回路による双方向無線送受電力制御技術を用いたワイヤレスインホイールモーターの開発に関する説明を行う。最後に,電気自動車の航続距離を延焼する自動運転制御技術を説明する。

17:00 - 17:30

名刺交換会

2日目 ― 11月29日(火)

10:00 - 10:55

SiCデバイスの最新動向と標準化活動について

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東芝
研究開発センター

四戸 孝 氏

パワー半導体デバイスは、IT系電源やインバータ家電からハイブリッド自動車、新幹線、電力連携などの広い分野で使われており、効率良く電気を利用して快適な社会を実現するためのキーデバイスとして重要性がますます高まっている。現在使われているSiパワーデバイスは、デバイス構造の工夫や独自プロセス技術の開発により目覚しい進歩を遂げてきたが、その性能改善は限界に近づいている。次世代パワー半導体材料のひとつとして注目されている炭化ケイ素(SiC)は、ウェハ高品質化・大口径化、製造プロセス技術の進展によりパワーデバイス開発・量産化への動きが活発化して、電車などから実用化が始まっており、2020年頃からは自動車用途に本格的に普及する見込みである。本講演では、SiCパワーデバイス開発の現状とシステムへの適用効果、国プロ、国際標準化などの最新動向について紹介する。

11:00 - 11:55

東海道新幹線における技術開発SiC採用の駆動システムを搭載した「N700S」の開発について

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東海旅客鉄道
新幹線鉄道事業本部 車両部長

上野 雅之 氏

東海道新幹線は開業から50年以上が経過し、様々な「進化」を遂げてきた。中でも車両の軽量化及び省エネルギー化は今日まで技術開発を継続的に行っている。 次期新幹線の「N700S」は、駆動システムに新材料のパワーデバイスである「SiC素子」を採用することで、これまで実現できなかった床下の機器配置を最適化し、様々な編成長の車両に適用できる「標準車両」を実現した。この「N700S」の開発について、東海道新幹線の技術開発の歴史とともに解説する。

休憩 (11:55 - 13:00)

13:00 - 14:00

モーター基礎技術研究所の取り組み21世紀型CONVERGENCE研究の実践

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日本電産
専務執行役員

福永 泰 氏

日本電産は創立40周年を記念して、創業の地「京都」から離れ、研究開発の集積地である新川崎でモーター専門の研究組織を2014年に立ち上げた。その特徴(目的)は、(1)月産3億個生産されているモーターのモジュール化とネットワーク化を進めて、2025年50円で提供されるであろうスパコン並み性能を誇る高性能マイコンとパワー回路を実装した「インテリジェントモーター」をB2Bで提供すること、(2)川崎やけいはんな、台湾、シンガポール、欧州、米国のエコシステムを活用し、オープンイノベーション・CONVERGENCE(コンバージェンス)型の研究を進めること、(3)既存のモーター応用製品の変革と新たに広がる新市場のロボット・IoT・環境問題などのマーケットにモーター技術を展開することの3つである。この現状と将来像を示す。

14:05 - 14:35

スイッチング回路設計の新潮流Sパラメータを使用した高精度なシミュレーション技術

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キーサイト・テクノロジー
EDAソリューション統括部 アプリケーション・エンジニア

佐々木 広明 氏

スイッチング回路は小型化、高効率化を求められており、高速な応答のパワーデバイスを利用した製品開発が進められています。高速なスイッチング動作を用いる際に直面するのはノイズ対策です。このセミナでは、回路、電磁界シミュレーションを活用して基板の配線パターンによるインダクタンスなどを考慮したノイズ解析について実例を交えてご紹介します。

休憩 (14:35 - 14:45)

14:45 - 15:35

酸化ガリウムデバイスの最新開発動向 コランダム構造材料群を活用して課題を一掃し、次世代の本命へ

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FLOSFIA
共同創業者
京都大学
工学研究科 光・電子理工学教育研究センター
助教

金子 健太郎 氏

酸化ガリウム(Ga2O3)は、約5eVにも及ぶ広いバンドギャップをもつ半導体であるが、ドーパントによる導電性制御が可能であり、超低損失パワーデバイスへの応用が期待できる大変魅力的な材料である。しかも安価な市販基板を用い、ミストCVD法 (MIST EPITAXY®法)という安価で簡便なプロセスで製造できることから、シリコン以下の低コスト化が可能である。そのため、長期的には次世代パワーデバイスの本命材料ともみられつつあり、特にこれまで実質的に手つかずであった、家電などの小中電力分野の省エネ化への貢献が期待されている。本講演ではFLOSFIAと京都大学とがいかにして、積年の課題であったp型層の候補材料を見出し、世界最小のオン抵抗値0.1mΩcm2を有するSBDを実現してきたのかを説明するとともに、最新のデバイスデータについて発表する。

15:40 - 16:30

SiC IPMを適用した新型燃料電池自動車「Honda CLARITY FUEL CELL」

本田技術研究所
四輪R&Dセンター CLARITY FUEL CELL パワートレイン開発責任者

木村 顕一郎 氏

本田技術研究所
四輪R&Dセンター CLARITY FUEL CELL E-DRIVE設計 研究員

天野 敦史 氏

新型燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL」は、内燃エンジン車と変わらぬ使い勝手と新時代の魅力を持った車へと進化した。燃料電池パワートレーン(FCPT)をフロントフード内に搭載し、市販される燃料電池自動車セダンとして世界で初めて、5人乗りパッケージを実現している。本講演では、FCPTの小型・高出力化に貢献したFCVCUとSiCパワー半導体の効能や将来性を中心に、CLARITY FUEL CELLで採用した技術を紹介する。

16:30 - 17:00

名刺交換会

  • ※途中、適宜、休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは決まり次第、随時更新いたします。あらかじめご了承願います。

※本セミナーは協賛社(オン・セミコンダクター、キーサイト・テクノロジー)に受講者の情報を提供いたします。受講申込の受付は日経BP社が行い、お預かりした受講者情報を日経BP社から協賛社にお渡しします。それ以降は、各法人それぞれの責任において管理されます。ご了解のうえ、お申し込みください。

■受講料のお支払い
お支払い方法が「請求書」の方には、後日、受講券・請求書をご郵送いたします。
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「クレジットカード支払」の方には、受講券のみをお送りいたします。
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講師等の急病、天災その他の不可抗力、その他やむを得ない事情により、中止する場合があります。この場合、受講料は返金いたします。
■最少開催人員
40名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。