ほだ場にて植菌作業を行う様子
(出所:北都銀行)
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ソーラーシェアリング設備(一部施工中)
(出所:北都銀行)
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岩城町農園で収穫したシイタケ
(出所:北都銀行)
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 北都銀行と日本政策金融公庫(JFC)、秋田県信用保証協会の3者は12月22日、岩城町農園(秋田県由利本荘市)の原木シイタケを生産しながら太陽光発電を行うソーラーシェアリングの取り組みに対して、協調融資を実施したと発表した。生産能力を増強して収益性を向上する。

 太陽光パネルを設置することで、シイタケ栽培で必要となる日影を確保した。農業生産に加えて売電による収益が見込めるため、経営が安定化するという。発電出力は190kW。12月26日に発電開始した。

 岩城町農園は、原木シイタケの栽培、乾燥シイタケの生産・販売などを行っている。国産シイタケで主流の菌床栽培と比べて食感や香りに優れることから原木シイタケの需要が拡大しているなか、生産設備の制約から生産量が追い付かない状況だった。

 3者は今回、事業性を高く評価し、人工ほだ場およびハウスなどのシイタケの生産設備、太陽光パネルの導入に対して融資した。発電量の多い高圧連係(50kW以上)による原木シイタケほだ場でのソーラーシェアリングは、秋田県内で初の事例になるという。