海田地区バイオマス混焼型石炭火力事業の実施区域
(出所:中国電力)
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 住友重機械工業は12月22日、広島ガスと中国電力が設立した発電事業会社の海田バイオマスパワー(広島県海田町)から、バイオマス混焼型の石炭火力発電設備を受注したと発表した。運転開始は2021年3月の予定。

 石炭を主体にバイオマス、天然ガス(助燃・バックアップ用)を混焼する。広島県内の林地残木などの未利用材や、海外の木質系バイオマスなどのさまざまな未利用資源を活用する。バイオマスの目標混焼比率は45%。

 蒸気タービンで膨張した蒸気を再度ボイラーに送ることで効率を高める再熱方式の循環流動層(CFB)ボイラーを採用した。

 発電端出力は112MW。CFBボイラーを用いたバイオマス混焼型の石炭火力としては国内最大級という。住友重機械工業のCBFボイラーはバイオマス発電の分野で大きなシェアを占め、国内外で490缶以上の実績を持つという。

 海田バイオマスパワーは、広島ガスと中国電力の共同出資により10月30日に設立された。設立時資本金は2億円(資本金1億円、資本準備金1億円)で、出資比率は50%ずつ。海田発電所は、広島ガス海田基地内に建設する。