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医療用チャット「メディライン」、カンボジアの日本式病院に採用

2017/12/21 10:45
近藤 寿成=スプール
サンライズジャパンホスピタルでのメディラインの利用イメージ
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 シェアメディカルの医療用チャットサービス「メディライン」が、カンボジアのサンライズジャパンホスピタルに正式採用された。2017年12月から150人の医師・看護師で利用を開始している。メディラインの初の海外展開事例となるという。

 サンライズジャパンホスピタルは、2016年10月に医療法人社団KNIの関連会社であるKitahara Medical Strategies International(KMSI)と日揮、産業革新機構の3社が出資する現地法人Sunrise Healthcare Service社が、カンボジアの首都プノンペンに設立したカンボジアの日本式病院。KNI 理事長の北原茂実氏がかねて提唱してきた「医療の輸出産業化」に向けたプロジェクトの一つで、日本政府の「病院輸出」の成長戦略と同じ目的を有する事業として設立された。脳神経外科を中心とした高水準の日式医療サービスを提供し、日本人医師や看護師も勤務するなど、同国の医療水準向上に寄与しているという(関連記事)

 今回、メディラインは夜間に入院患者の異変などがあった場合、関係スタッフへの効率的な連絡や状況共有に活用するほか、オンコール待機や非番の医師への確認や呼出しにも利用する。今後は、カンボジア人の当直医師から送られた検査データをもとに待機中の日本人医師が相談を受けるなど、活用シーンを広げていく考え。

 メディラインは、機微な医療情報を医療者がオンラインで安全にやりとりするためのメディカルメッセージングサービス。患者の情報を多職種間で迅速に共有できる医療者用の“連絡帳”として、国内では既に80施設の導入実績がある。金融機関グレードの暗号通信を実装するほか、2019年4月15日のサービス終了を予定する「サイボウズLive」を利用する医療機関に向けた移行プランも提供している(関連記事)

 海外展開を見越して英語版アプリも用意しており、クメール語など60カ国語以上の言語での送受信にも対応する。シェアメディカルは今後、現地事情に明るい商社や代理店などと協業し、積極的に進出して日式の医療コミュニケーションインフラのさらなる輸出を目指す。

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