バイオマス発電所の建設予定地
(出所:伊藤忠商事、大阪ガス、三井造船共同のニュースリリース)
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 日本政策投資銀行(DBJ)は12月8日、市原バイオマス発電(千葉市)に対して、千葉銀行と共同でプロジェクトファイナンスを組成したと発表した。貸付形態はコミットメント期間付タームローンで、融資総額は約178億円。

 同ファイナンスでは、DBJがリードアレンジャー、千葉銀行がコ・アレンジャーとなり、シンジケート団は2行のほか、千葉銀行が「TSUBASA金融システム高度化アライアンス」で連携する地方銀行5行(伊予銀行、第四銀行、中国銀行、東邦銀行、北洋銀行)が名を連ねる。

 市原バイオマス発電は、千葉県市原市のバイオマス発電事業を目的に、伊藤忠商事、大阪ガス、三井造船の共同出資で設立された合弁会社。出資比率は、伊藤忠商事が39%、大阪ガスが39%、三井造船が22%。

 同事業では、燃料の全量をパーム椰子殻(PKS)および木質ペレットで賄うバイオマス発電所を三井造船千葉事業所の敷地内に建設・運営する。発電容量は49.9MW。2018年5月に建設工事を着工し、2020年10月に商業運転開始する予定。

 施工および運転・保守は三井造船、バイオマス燃料の供給は伊藤忠商事、国内物流は伊藤忠ロジスティクス(東京都港区)が担当する。大阪ガスの発電所運営の知見を組み合わせることで、安定的な発電所運営を行っていく計画。