富岡復興メガソーラー・SAKURA
(出所:富岡町)
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竣工式の様子
(出所:富岡町)
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 福島県富岡町、福島発電、JR東日本エネルギー開発(東京都港区)の3者が出資する富岡復興エナジー合同会社は、出力約30MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「富岡復興メガソーラー・SAKURA」の竣工式を12月1日に開催した。

 福島第一原発事故に伴う居住制限区域(2017年4月に避難指示解除)の休耕田約40haに太陽光パネル11万880枚を並べた。パネルの設置容量は29.938MW、連系出力は19.8MW。工期は18カ月間で、11月20日に運転を開始した。東京電力の送電線に連系した。

 想定年間発電量は、一般家庭約9100世帯分に相当する約3万3000MWh。CO2排出の抑制量は、スギの木換算で約126万本に相当する年間1万7605tという。太陽光パネルは京セラ製、パワーコンディショナー(PCS)は日立製作所製を採用した。施工およびメンテナンスは鹿島が担当する。

 国や県、市町村などから構成される福島県再生可能エネルギー復興推進協議会と協定を結び、運転開始後の売電収入の一部を地域復興に活用する。売電先は東京電力グループ。

 運転開始後は、富岡町と町内の民間団体が設立した一般社団法人とみおかプラスと連携した取り組みを行う予定。とみおかプラスは、町民の帰還や町のイベントの企画などを通じて地域の活性化を推進する。