フィルムタイプDSC搭載セキュリティセンサー試作機
(出所:積水化学工業)
[画像のクリックで拡大表示]

 Secual(東京都渋谷区)と積水化学工業は、積水化学のフィルム型色素増感太陽電池(フィルムタイプDSC)を活用したSecual次世代セキュリティセンサーを共同開発し、12月7~9日に開催される「エコプロ2017~環境とエネルギーの未来展[第19回]」の積水化学ブースに同製品を出展した。

 今回開発したセキュリティセンサーは、1次電池、2次電池(蓄電池)、フィルムタイプDSCが組み込まれており、自ら発電した電力で駆動し、余剰電力は2次電池に充電。夜間や雨の日は2次電池からの電力で駆動する。防犯サービスでは、窓に貼ったセンサーが反応したら警報発生とともにモバイルデバイスへ異常を通知する。また、見守りサービスでは、ドアや家電に貼ったセンサーから一定期間、反応がなければ異常を通知する。

 積水化学が開発したフィルムタイプDSCは、照度500ルクス以下で発電できる太陽電池で、1mm以下の薄型、ガラスの10分の1以下の軽量、曲がる、貼れるといった特徴を持つ。これらの特徴を活用し、住宅や事務所の屋内、車内、地下街などさまざまな場所で使用されるエネルギーハーベスト用独立電源として、まずは電子広告およびIoT分野での事業化を進めている。

 また、Secualは、次世代セキュリティセンサーの開発および事業化を進めており、IoTデバイスと同様に長期間安定動作するための電源供給が重要な課題となっている。この課題に対するソリューションとして、フィルムタイプDSC搭載スマートセキュリティセンサーを共同開発した。今後、製品化に向けてさらに改良し、2018年度の販売を目指す。