スマートブルーが関与した「藤棚式」システムの例
(出所:多摩川ホールディングス)
[画像のクリックで拡大表示]

 多摩川ホールディングスは11月9日、静岡県において、営農型の太陽光発電所(ソーラーシェアリング)の用地を確保したと発表した。

 静岡県島田市岸町にある農地を借り、支柱を立てて稲作地の上に太陽光パネルを並べて、農作と太陽光発電で日射光を分け合う。

 借りる農地の地目は「田」で、地主と21年間の区分地上権設定契約を締結する予定となっている。営農型の太陽光発電システムの設置後は、サカキ(榊)を栽培する。

 借りる土地の面積は4626m2で、設置する太陽光発電システムの出力は約406kWとしている。売電価格は、36円/kWh(税抜き)となる。

 同社によると、営農型の太陽光発電事業に必要な許認可を正式に取得した後、太陽光発電所の建設を開始する。現在の計画では、2018年3月下旬頃に完成予定としている。

 営農型の太陽光発電システムの導入には、スマートブルー(静岡市)に助言を受ける。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、ウエストエネルギーソリューションが担当する。

 発電システムは、「藤棚式」と呼ばれる手法で設置する。この方式で多く使われている、短冊形の細長い太陽光パネルではなく、一般的な産業用のパネルを使う。

 採用する藤棚式の架台メーカーは未定としている。

 太陽光パネルは、中国Znshine PV-tech社(正信ソーラー)製を採用し、265W/枚の製品を設置する。パワーコンディショナー(PCS)は、安川電機製を採用する。