インドのスターリング・アンド・ウィルソン(Sterling and Wilson)社は11月3日、太陽光発電のEPC(設計・調達・施工)サービス事業でオーストラリア市場に参入すると発表した。

 今後3年間で500MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)などを建設する計画。これは投資総額で6億豪ドル(約520億円)に相当する規模となり、年間に75万tの温室効果ガス排出量を抑制する効果が見込める。工事期間中、750人分以上の雇用も創出するとしている。

印EPC大手のSterling and Wilson社は豪州で今後3年間に500MWの受注を目指す
(出所:Business Wire)
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 同社は、西部の西オーストラリア州パースを拠点にディーゼル発電機やコージェネレーション(熱電併給)システムの事業で2015年からオーストラリア市場に参入済みだった。今回発表した太陽光関連事業での市場参入のため、東部のクイーンズランド州ブリスベンに事務所を開設した。

 スターリング・アンド・ウィルソン社は、2010年頃までインド国内の事業を中心に取り組んでいた(関連記事1)。

 近年ではグローバルに事業を展開しており、インド国内に加えフィリピンや南アフリカで同社が手がけたメガソーラーの設備容量は1930MWを超えているという。

 今年6月には、アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ首長国のスワイハン(Sweihan)で建設中の出力1177MW(1.177GW)の「ギガソーラー」のEPCサービスとO&M(運用・保守)の契約を一括受注するなど、存在感を高めている(関連記事2)。