災害による逸失発電量を補償する
(出所:日経BP、画像はイメージ)
[画像のクリックで拡大表示]

 ネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は、低圧配電線に連系する産業用太陽光発電システム機器一式に、災害や事故による「逸失発電量」を補償する保険を付帯した「発電量シミュレーション補償付低圧パッケージ」を11月1日販売開始した。

 太陽光パネル容量10kW超、125kW未満の低圧太陽光発電システムに対応したパッケージ製品。台風・火災・落雷・盗難といった偶発的な事故による売電収入の損失を補填する。従来、太陽光パネルなど製品の瑕疵による経済損失補償では、こうした隅発的な原因による損失までカバーできなかった。太陽光パネルだけでなくPCSなど周辺機器も含めて補償する。

 対象範囲は、部品交換を伴う電気的・機械的事故、建物の外部からの物体の落下・飛来・接触・倒壊、車両および積載物の衝突・接触、火災、落雷、破裂または爆発、風災、雹(ひょう)災、雪災、水災、盗難と幅広く対応する。サービス期間は原則、物件引渡日から10年間。

 同社が提供する発電量シミュレーションを元に「逸失発電量」を算出し、想定収入に換算して補償する。支払額は1日あたりの発電量シミュレーション結果(kWh)×発電停止日数×売電単価で、支払限度額は1事故あたり30万円。最大30日間を限度とし、3日間の免責を適用する。

 販売価格は太陽光パネルの設置規模などによって異なるが、従来の補償なしパッケージ製品と比べて1割弱程度の加算で補償を付帯できるという。1年間で2000件の販売を目指す。