2017年の太陽光パネルの世界需要の内訳。半分近くを中国が占める
(出所: EnergyTrend)
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 ネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は10月30日、中国上海市に同社100%出資の現地法人「奈克偲特(ネクスト)新能源科技(上海)有限公司」を8月22日に設立し、9月下旬から活動開始したと発表した。中国をはじめとしたアジア市場に再生可能エネルギー事業を展開する。

 新会社は、現地法人の仲介機能を活用し、中国国内の太陽光発電関連製品メーカーへ部材販売、中国市場向け製品の開発販売を積極的に行う。第1弾として、東洋アルミニウム(大阪市)と業務提携し、同社のアルミペーストとバックシートを現地メーカーに販売する。同部材は発電効率の向上やパネルの裏面側の保護に使われる。

 すでに中国JAソーラーなどと契約を結んでおり、2018年6月期に5億円の売り上げを見込んでいる。今後はパネル洗浄機なども販売し、2020年には中国で50億円の売り上げを目指す。

 中国の太陽光発電市場は急速に拡大しており、2015年は年間15GW・累計44GW(日本は年間11GW・累計34GW)、2016年は年間34GW・累計77GW(日本は年間8.6GW・累計43GW)と、すでに導入量実績・累計とも日本を上回っている。2020年には累積導入量目標162GW(日本は63GW)と、日本の2.57倍の伸びが見込まれている。