北海道知内町に設置されたメガソーラー併設型蓄電池
(出所:日経BP)
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 Looop(東京都文京区)と日本グリーン電力開発(東京都千代田区)は10月26日、北海道中標津町に蓄電池併設型のメガソーラー(大規模太陽光発電所)「Looop中標津太陽光発電所」を建設・運営すると発表した。10月に着工し、2019年9月の運転開始を目指す。

 太陽光パネルの設置容量は、31.6MWで、年間発電量は、一般家庭約6100世帯分に相当する約3000万kWhを見込んでいる。買取価格は40円/kWh。発電した電力は全量を北海道電力に売電する。

 Looopと日本グリーン電力が共同出資する「中標津ソーラー合同会社」が事業主体となり、同発電所の建設・運営を行う。EPC(設計・調達・施工)サービスは日本コムシスが担当する。Looopにとっては初めての特別高圧案件となる。

 事業資金はプロジェクトファイナンスによって調達する。広島銀行を主幹事として、融資シンジケート団には地元金融機関である北海道銀行が参加する。
 
 2016年12月に閉鎖された「知床ゴルフクラブなかしべつコース」跡地約99万4000m2に、中国JAソーラー製の太陽光パネル約10万7000枚を並べる。連系するパワーコンディショナー(PCS)の定格出力は20MWで、富士電機製を採用する。

 短周期の出力変動を緩和する対策として容量6.594MWhの蓄電池を設置した。蓄電池システムは韓国LG化学を採用した。なお、蓄電池導入の際に補助金は受けていない。蓄電池用PCSの出力は16.5MW。

 北海道内では、知内町や安平町など、短周期変動対策のために大型蓄電池を併設するメガソーラープロジェクトが相次いでいる(関連記事)。