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オリンパスが「超拡大内視鏡」、生検なしで確定診断を

細胞レベルの観察が可能、将来はAIによる自動診断も

2017/10/19 11:30
大下 淳一=日経デジタルヘルス
細胞レベルでの観察が可能
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内視鏡先端と全体
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EDレンズなどを活用
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 オリンパスは、最大520倍の光学拡大機能を備える超拡大内視鏡「Endocyto」を、2018年2月に日本で発売する。上部消化管用と大腸用の2機種がある。内視鏡検査時にリアルタイムに細胞レベルでの生体内観察ができるようになることから、診断精度が高まり不要な生検を省けるようになるなどの効果が期待できるという。同社従来品では約80倍までの拡大観察に対応していた。

 内視鏡検査時にがんなどの病変が疑われる箇所があった場合、通常は内視鏡処置具で組織の一部を切り取り、病理検査を経て確定診断が行われる。これに対しEndocytoでは、粘膜を染色することで細胞核のレベルで組織を観察可能。拡大画像を用いてその場で確定診断を行える可能性があるという。特殊低分散ガラスを用いたEDレンズを含む複数枚のレンズを内視鏡の先端に使い、最大520倍の光学拡大を可能にした。

 手元操作部のズームレバーを操作するだけで通常観察から超拡大観察までに対応でき、NBI(Narrow Band Imaging)を用いた観察にも対応する。同社従来品と比べて先端部を細径化することで、患者負担も軽減している。

 オリンパスはこの内視鏡を用いたAI(人工知能)による自動診断技術の研究を、昭和大学横浜市北部病院、名古屋大学、サイバネットシステムと共同で進めている(関連記事)。

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