竣工式の様子
(出所:サンテックパワージャパン)
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佐賀市の所有地に立地
(出所:サンテックパワージャパン)
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多結晶シリコン型太陽光パネル8700枚が並ぶ
(出所:サンテックパワージャパン)
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 中国の太陽光パネル大手の日本法人、サンテックパワージャパン(東京都新宿区)は10月3日、佐賀県において、出力約2.74MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「サンテックパワー佐賀天山太陽光発電所」が完成したと発表した。

 2017年4月に着工していた。初年度の年間発電量は、一般家庭約690世帯分の消費電力に相当する、330万2000kWhを見込んでいる。

 売電価格は40円/kWh(税抜き)で、九州電力に売電する。

 発電事業者は、天山クリーンエナジー合同会社(東京都千代田区)となる。サンテックパワーグループ以外が設立した企業としている。

 敷地面積約3万m2の土地に、自社の出力315W/枚の多結晶シリコン型太陽光パネルを8700枚並べた。

 土地は、佐賀市から借りている。市有の遊休地の有効活用の一環として、佐賀市は20年間の契約で土地を貸している。賃料は年間で約900万円となっている。

 佐賀市は、賃料による財源を、災害に強い街づくりのためのインフラ整備事業などに活用するとしている。

 同社では、今回の佐賀市における実績を基に、各地の地方自治体が所有する遊休地への太陽光発電所の導入を提案するとしている。

 施工はNTTファシリティーズが担当した。パワーコンディショナー(PCS)は、中国ファーウェイ(華為技術)製の分散型の機種を採用した。出力33.3kW機を59台設置した。

 従来の出力の大きい集中型を使う場合に比べて約1640万円、1Wあたり約6円のコスト削減になったとしている。また、冷却用のファンがないことから、稼働後の電気料金が年間で約15万円削減できるとしている。

 O&M(運用・保守)は、サンテックパワージャパンが担当する。同社がO&Mを担当する稼働済みの太陽光発電所は、今回の佐賀市の発電所の稼働によって、12カ所・合計出力約25.6MWに拡大した(関連ニュース)。

 遠隔監視システムは、遠隔監視・制御システムは、ドイツmeteo control社製を導入した。同社は、無錫サンテックの親会社である順風インターナショナルクリーンエナジーグループが買収した企業である。