DPL新富士
(出所:大和ハウス工業)
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 大和ハウス工業は9月20日、静岡県富士市にマルチテナント型物流施設「DPL新富士」が竣工し、10月1日から本格稼働すると発表した。屋根上に出力1.2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を設置し、東京電力に売電する。

 屋根上の面積約1.4万m2に270W/kWhの太陽光パネルを約4500枚設置した。パネルはカナディアン・ソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。

 固定価格買取制度(FIT)を活用し、9月20日から売電を開始した。売電単価は24円/kWhとなる。

 建屋は鉄骨造・地上2階建てで、延床面積は3万14.16m2(9079.28坪)。最大5テナントまで入居可能だが、今回は、製造業や物流企業など3社の入居による満室稼での働となる。1、2階とも直接、トラックが乗り入れできる設計で、各テナント企業の作業効率を向上できる。

 外観デザインは富士山麓の自然素材を生かし、外構の植栽には富士山の溶岩を利用し、各事務所エントランスには富士山麓のブランド木「富士ひのき」を使った。

 新東名高速道路の新富士インターチェンジから約0.8kmと交通アクセスに優れる。また、国際拠点港湾の清水港まで約36kmと、陸海輸送に対応できる。海抜130m以上に立地し、災害などが発生した際も早期に復旧・稼働させることが可能で、BCP(事業継続計画)対応に取り組む企業の拠点としても機能するという。