米FPL社がフロリダ州に建設中のメガソーラー
(出所:FPL)
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 米国フロリダ州のエネルギー事業大手であるFlorida Power & Light(FPL)社は15日、同社が年内に設置を予定している100万枚の太陽光パネルのうち、その半分となる50万枚の設置を完了したと発表した。

 それらの太陽光パネルは、3つのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を構成するもの。各メガソーラーの設備容量は74.5MWで、米東部では最大規模になるという (関連記事1)。

 同社によると、100万枚の太陽光パネルを一列に並べた場合、フロリダ州の海岸線の長さ、または同州からイリノイ州シカゴまでの距離とほぼ同じ長さになるという。

 FPL社のEric Silagy社長兼最高経営責任者(CEO)は、「今年、顧客に提供する太陽光の電力を3倍に増やしつつある。今後も低コストでクリーンな太陽光エネルギーの導入を、誇りを持って継続していく」と述べている。

 同社は、メガソーラーを低コストで建設しているという。具体的には、火力発電で使用する燃料費やその他のコストが削減される分を太陽光の導入に充当するため、顧客への正味のコスト負担はないとしている。

 また、同社は大量の太陽光パネルを一括して調達可能であり、その他にもコスト削減での強みを持つため、太陽光エネルギーを安価に導入できるという。

 FPL社は現在、フロリダ州内で3カ所、設備容量で110MWのメガソーラーを運用している。また、それに加えてそれより小規模な太陽光発電所も数多く所有するという。

 今回発表した3カ所のメガソーラーは、マナティー(Manatee)、デソト(DeSoto)、シャーロット(Charlotte)の3郡に建設中で、竣工後は合計225MWとなる見込み。

 中でも、シャーロット郡のメガソーラー「FPL Babcock Solar Energy Center」は、地元のディベロッパーKitson & Partners社が太陽光だけで電力需要を賄えるコミュニティ「Babcock Ranch」として開発を進めている (関連記事2)。