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 米保険業界の非営利団体であるIIHS(Insurance Institute for Highway Safety)は2017年8月3日、後席における大人のシートベルト着用習慣について調査した結果を発表した。調査で、後席でシートベルトを着用しない人の多くは「後席は前席より安全であり、シートベルトは必要ない」と考えていることが分かった。

 この認識は明らかな誤解である。現在は、多くの人が前席に座った場合はシートベルトを締めることが習慣になっている。この習慣ができるまでは前席より後席の方が安全で、1960~70年代は後席中央が最も安全な着座位置だった。近年、シートベルトやベルトテンショナー、エアバッグの搭載、車両の衝撃分散構造などが一般化し、着座位置による安全性の優劣は少なくなっている。

 この調査は2016年6~8月に18歳以上の成人を対象に調べたもの。過去6カ月間で後席に座ったことがあると答えた1172人の内、前席で常にシートベルトを着用すると答えた人は91%になるのに対し、後席でも常にシートベルトを締めている人は72%にとどまった。

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