完成した「くまもとんソーラー太陽光発電所」
(出所:エフビットコミュニケーションズ)
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ファイナンスのスキーム
(出所:グリーンファイナンス推進機構)
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 アストマックスは7月11日、同社の連結子会社であるアストマックス・トレーディング(ASTRA)が熊本県菊池市で建設を進めてきた出力約7.8MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「くまもとんソーラー太陽光発電所」が完工し、売電を始めたと発表した。

 くまもとんソーラー太陽光発電所の事業主体は、SPC(特定目的会社)のくまもとんソーラープロジェクト(熊本県菊池市)となる。ASTRAが無限責任組合員として運営している「九州再生可能エネルギー投資事業有限責任組合(九州再生可能エネルギーファンド)」が同SPCに匿名組合出資している。出資額は6億6800万円となる。同ファンドは、一般社団法人グリーンファイナンス推進機構から出資を受けている。

 同発電所は、農山漁村再生可能エネルギー法に基づいたプロセスによって農地転用した約10haの用地に建設した。同法の適用を受けた第1号の案件になるという。年間予想発電量は約900万kWhを見込み、売電による収益の数%相当を地域に還元することで、立地地域への貢献と地域活性化を目指す。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、エフビットコミュニケーションズ(京都市)が担当し、太陽光パネルは京セラ製、パワーコンディショナー(PCS)は富士電機製を採用した。

 ASTRAは、2014年5月に青森県八戸市に建設した「八戸八太郎山ソーラーパーク」を皮切りに、これまでに7カ所で太陽光発電所を竣工しており、今回のくまもとんソーラー太陽光発電所で8カ所目となる。