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JX金属、「銅ペースト・太陽電池」の量産に参画

東北大ベンチャーに出資、パネルの低価格化に期待

2018/06/08 09:58
工藤宗介=技術ライター
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マテリアル・コンセプトの研究風景
(出所:マテリアル・コンセプト)
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 JX金属(東京都千代田区)は、東北大学発のベンチャー企業であるマテリアル・コンセプト(仙台市)の株式21.2%を6月6日付で取得した。マテリアル・コンセプトが産業革新機構などの支援を受けて開発した、太陽光パネルや電子機器などに使用される銅ペースト技術の本格的な量産および事業化に参画する。

 同社は、東北大学・小池淳一教授の「安価な太陽光パネルの普及を通じて東日本大震災からの復興をサポートしたい」との理念を実現するため、2013年4月に設立された。

 太陽光パネルや電子デバイスの配線・電極などには従来、銀を主原料とする銀ペーストが主に使われているが、より安価・安定的に供給できる銅を主原料とし銀ペーストと同等の導電性を持つ銅ペーストの開発に取り組んできた。

 銅ペースト技術が確立され、実用化により原料コストの大幅な低減が見込めるようになったことから、今回のJX金属の株式取得につながった。同社グループの量産能力・品質保証体制・営業ネットワークなどを活用してマテリアル・コンセプトをサポートすることで、太陽光パネルや半導体・電子機器などの幅広い分野で銅ペーストへの代替を進めていくとしている。

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