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大林組、神栖市で50MWのバイオマス発電、輸入ペレット専焼

施工は東洋エンジニアリング、発電設備は独シーメンス製

2018/06/07 13:10
工藤宗介=技術ライター
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 大林組は6月1日、茨城県神栖市に出力約50MWのバイオマス発電所を建設すると発表した。同社100%子会社で再生可能エネルギー事業を手掛ける大林クリーンエナジー(東京都港区)が設立した大林神栖バイオマス発電(東京都港区)を通じて発電事業用地を取得した。

 今回建設する「大林神栖バイオマス発電所」は、大林組グループでは初めてとなる輸入バイオマス専焼による木質バイオマス発電所。定格出力は51.5MWで、約11万世帯分に相当する。燃料は主に木質ペレットで、一部にパーム椰子殻も使用する。

 木質ペレットとは、木材製品の製造過程で排出されるおが粉やかんなクズなどを、直径約6mm、長さ50mm前後に圧縮成型した固形燃料。大林組では、森林認証機関により持続可能性が認証された森林および生産過程を経て生産される木質ペレットを調達するとしている。

 発電設備には、再熱方式を採用した高効率バイオマス専焼発電設備を導入する。発電設備(蒸気タービン、発電機、周辺機器、水冷式復水器)は独シーメンス製を採用。EPC(設計・調達・施工)は、東洋エンジニアリングが一括請負した。

 2019年春に着工し、2021年春に営業運転を開始する予定。固定価格買取制度(FIT)を活用して売電する。初期投資は約300億円の予定で、年間売上は約85億円を見込んでいる。

 なお、大林組グループでは、山梨県大月市に国内材を燃料に用いる「大月バイオマス発電所」の建設を進めている。発電容量は14.5MWで、約3万世帯分に相当する。2018年8月に商業運転を開始する予定(下図)。

大月バイオマス発電所の完成予想図
(出所:大林組)
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