改装後のイメージ
(出所:JR東日本)
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男鹿線を運行する交流蓄電池電車「ACCUM EC-E801系」
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交流蓄電池電車「ACCUM EC-E801系」
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 JR東日本は、秋田市と男鹿市を結ぶ男鹿線の終点である男鹿駅(秋田県男鹿市)について新駅舎を建設し、再生可能エネルギーなどの環境保全技術を導入する「エコステ」モデル駅としてリニューアルする。7月1日から新駅舎で営業を開始する。

 男鹿駅の南側では男鹿市の複合観光施設「オガーレ」の建設が進められている。地域と連携した駅周辺の活性化や、スムーズに乗降できることで安全とサービスを向上することから、新駅舎を南方に移転する。

 創エネ設備として9基の小型風力発電設備を設置し、駅の設備にエネルギーを供給する。特に冬季の駅舎の電力量を全量賄うことを目指す。また余剰電力は、男鹿線で運行される交流蓄電池駆動電車「ACCUM」に利用する。

 そのほか、省エネ設備では自然採光や空気循環、日射遮蔽、屋根遮熱効果、LED照明、節水型トイレを採用。エコ実感では、エコ表示モニターや屋上テラスを設置。環境調和としては、男鹿石や県産木材を使用した。

 交流蓄電池電車「ACCUM EC-E801系」は、電化区間では通常の電車と同様に架線の電力で走行し、非電化区間では搭載した蓄電池の電力で走行する。蓄電池は、リチウムイオン電池を72個直接に接続されたモジュールを3並列とした構成で、定格電圧は1598V、定格容量は360kWh。

 外観デザインは、男鹿地方の重要無形民俗文化財である「なまはげ」をイメージした赤と青の車両を組み合わせた。3月4日から営業運転を始めた。