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越後天然ガス、自営線マイクログリッド計画、太陽光とガスコージェネで

2018/06/06 11:58
金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ、工藤宗介=技術ライター
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程島地区コンパクトグリッドのイメージ
(出所:越後天然ガス)
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 越後天然ガス(新潟市)は、新潟市秋葉区役所を中心とする秋葉区程島地域に、太陽光発電設備やガスコージェネレーション(熱電併給)システムによる電気と温水を供給する自営線によるマイクログリッド事業に取り組む。

 2017年度の「新潟県地域再生可能エネルギー面的活用促進事業補助金」の採択を受け、2017年9月~2018年2月までの7カ月間にわたって事業計画を検討し、十分な事業採算性を持つことを確認した。4月4日に発表した。

 同事業では、程島地域の半径300mの範囲に集まる区役所、区総合体育館、秋葉消防署といった公共施設、温水を多く使う福祉施設、スイミングスクールなどの民間施設を含む官民10施設に、自営による配電線と熱導管を敷設し、マイクログリッドを構築する。

 発電量350kWの太陽光パネルと同125kWのガスコージェネレーション設備を設置するほか、自営線グリッドで一括受電して電力ピークを平準化し、購入電力と自給電力を併用してネットワーク全体のエネルギー供給を効率化するEMS(エネルギー管理システム)を導入する。

 再生可能エネルギーの地産地消により、現在のように各施設が個別に電力会社と契約する場合と比べて、エネルギーコストを5%以上削減でき、CO2排出量を約20%削減できるという。同社によると、地産地消型の自営線マイクログリッドシステムは県内で初めてという。

 今後、2018年度の新潟県地域再生可能エネルギー面的活用促進事業補助金の採択を受けてから具体的な設計を開始し、詳細なコストを算定して2019年2月に導入可否を判断する。事業費は約3億円を見込んでおり、うち3分の2を国の補助金で賄う計画。

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