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NEDO、複数年の「日射スペクトル」公開、太陽光発電量を高精度に評価

2018/06/04 20:36
工藤宗介=技術ライター
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日射スペクトルデータベース画面表示例
(出所:NEDO)
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 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、Webサイトで公開している「日射スペクトルデータベース」の機能を拡充し、6月1日付でリニューアル公開した。

 「日射スペクトル」とは、日射エネルギーの波長に対する分布のこと。2012年末から2015年末までの3年間のデータを追加し、これまでは約1年分だった日射スペクトルデータを複数年に渡って閲覧可能にした。

 太陽光発電事業者にとって、特定の年の気象状況によらない、標準的で高精度な発電量の評価に活用できるという。

 同データベースは、国内5カ所(北海道長沼町、茨城県つくば市、岐阜県岐阜市、佐賀県鳥栖市、鹿児島県沖伊良部島)の傾斜面と水平面の日射スペクトルデータを、気象データともにデータベース化した。表示ソフトを用いてデータの閲覧とダウンロードができる。

 従来は、2011年1月1日から2012年12月31日までの約1年分のデータ公開にとどまっていた。今回のデータ追加により、年ごとの収録データの違いを考慮した日射スペクトルの特徴が分かるようになった。

 同データベースは、NEDO事業において日本気象協会が開発したもの。太陽光発電事業者のほか、太陽電池メーカーによる次世代太陽電池の研究への活用も期待されるという。

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