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自家消費太陽光を自動制御、逆潮防止で発電最大化

2018/06/04 18:29
工藤宗介=技術ライター
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Solar Link ZERO
(出所:ラプラス・システム)
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 ラプラス・システム(京都市)は5月14日、消費電力の変動に合わせてパワーコンディショナー(PCS)を自動制御する「自家消費型太陽光発電向け自動出力制御システム」をリリースしたと発表した。

 自家消費型の太陽光発電では、発電電力が消費電力を超過すると逆潮流が発生し、電力会社との契約上PCSが停止してしまう恐れがある。一方、発電過多を避けるために最小負荷に合わせて、導入するPCSの容量を抑えると、太陽光の電力で賄える電力量が減ってしまうという課題があった。

 今回リリースした自動出力制御システムは、消費電力の変動に合わせてPCSを自動制御することで、逆潮流の発生を抑えながら、太陽光で賄う電力量を最大化できる。消費電力を計測していない場合は、買電電力と発電電力から算出した値を用いて自動制御する。

 消費電力に対する発電量の割合を決定するパラメーターを任意に設定し、設備の運用に合わせて制御できる。また、時間帯ごとに制御パターンを登録し、消費電力の大幅低下が予想される昼休みや祝日でも発電過多による逆潮流を抑えられるという。

 発電状況や制御結果はWebアプリケーションで確認できる。過去の発電量や消費電力などのデータをCVS形式でダウンロードできる。遠隔監視システムとの連携にも対応し、異常発生時はメールで通知する。

 太陽光発電の計測・表示・監視システムのオールインワン端末「Solar Link ZERO」の1機能として提供する。制御設定は、Solar Link ZEROのWebアプリケーションに接続して行う。同社では、2019年3月末までに100案件の受注を目標としている。

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