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所沢市など地域新電力を設立、太陽光・ごみ発電から調達

2018/06/04 11:57
工藤宗介=技術ライター
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メガソーラー所沢
(出所:所沢市)
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フロートソーラー所沢
(出所:所沢市)
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東部クリーンセンター
(出所:所沢市)
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 埼玉県所沢市とJFEエンジニアリング(東京都千代田区)、飯能信用金庫、所沢商工会議所の4者は、地域新電力会社「ところざわ未来電力」を設立した。地域の太陽光発電や廃棄物発電などの再生可能エネルギーを主な電源として、10月から所沢市の公共施設や民間の高圧需要家に順次電力供給する予定。

 2017年11月に合意した「再エネ普及に向けた地域新電力事業に係る包括連携協定」に基づき設立した地域新電力会社。出資比率は所沢市が51%、JFEエンジニアリングが29%、飯能信用金庫が10%、所沢商工会議所が10%。代表取締役には所沢市副市長の大舘勉氏が就任した。

 所沢市は、2014年に策定した「マチごとエコタウン所沢構想」に基づき、太陽光発電所「メガソーラー所沢」「フロートソーラー所沢」、廃棄物発電施設「東部クリーンセンター」を設置運営している。今回の新電力会社には、これら3カ所の再エネ発電所から電力供給を受けるほか、市内にある民間の太陽光発電所などとも電力供給の交渉を進める予定。将来的には、一般住民など低圧需要家向けの電力供給も視野に入れる。

 メガソーラー所沢は、2014年3月に発電開始した埼玉県内初のメガソーラー(大規模太陽光発電所)という。発電出力は1.053MWで、年間発電量は約260世帯分に相当する106万6560kWhを見込む。また、年間500t(杉の木換算で3万5700本)のCO2削減効果が見込めるという。

 太陽光パネルはシャープ製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。売電単価は36円/kWh。なお、ところざわ未来電力への電力供給は、現在供給中の事業者との契約が終了する2021年以降となる。

 また、フロートソーラー所沢は、2017年3月に発電を開始した水上太陽光発電施設。発電出力は385.56kWで、年間発電量は43万5523kWhを見込む。太陽光パネルはLS産電製、PCSはサンケン電気製を採用した。売電単価は24円/kWh。東部クリーンセンターは、定格出力2500kWの発電機を2基設置している。ごみ焼却時の排熱で蒸気を作り蒸気タービン発電機を回して発電する。両施設とも、10月からところざわ未来電力への電力供給を開始する。

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