• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP
ニュース

日本アジア投資、帯広市に蓄電池併設型メガソーラー竣工

パネルはカナディアン、リチウムイオン電池はサムスンSDI製

2018/05/28 09:00
金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ、工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
帯広ソーラーパーク
(出所:日本アジア投資)
クリックすると拡大した画像が開きます
帯広ソーラーパーク
(出所:日本アジア投資)
クリックすると拡大した画像が開きます

 日本アジア投資は、北海道帯広市にメガソーラー(大規模太陽光発電所)「帯広ソーラーパーク」を建設し、3月から売電を開始した。5月16日に竣工式を開催した。

 太陽光パネルの設置容量は4.4MW。また、太陽光の短期的な出力変動緩和のため容量約2.2MWhの蓄電池システムを併設した。

 予想年間発電量は約530万kWhで一般家庭1500世帯分に相当する。太陽光パネルはカナディアン・ソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は富士電機製を採用。韓国サムスンSDI製のリチウムイオン電池を採用した。なお、蓄電池導入には国の補助金を活用した。

 帯広市を含む北海道南部は、東京を上回るほど年間の平均日射量が多く、かつ気温が低く太陽光パネルの温度上昇による発電効率の低下が生じにくいため、太陽光の適地になっており、多くの太陽光発電所が建設されているという。

 総事業費は約22億円で、うち約75%を北海道銀行からのプロジェクトファイナンスで調達した。固定価格買取制度(FIT)による買取単価は40円/kWh。

 蓄電池を併設したのは、2015年4月に北海道電力が公表した「太陽光発電設備の出力変動緩和対策に関する技術要件」に対応するため。この要件では、メガソーラー出力の変動幅を、蓄電池の充放電との合成出力で、1分間にPCS定格出力の1%以内に収める「変動率毎分1%」を求めている。

 北海道では、北電の求める技術要件に対応するため、蓄電池併設型メガソーラーの計画が相次いでいる。最大規模の案件は八雲町の102MWで、安平町の64MWがこれに続く。これらは東芝グループの設計・施工で、東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製の制御システムにより、「変動率毎分1%」に対応した運用に取り組む(関連記事)。

  • 記事ランキング