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トリナ・ソーラー、追尾架台・世界最大手のスペイン企業を買収

2018/05/22 16:47
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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オーストラリアの出力約128MWの太陽光発電所の採用例
トリナ・ソーラーの両面ガラス品と、Nclave Renewableの追尾型システムを組み合わせた(撮影:日経BP)
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 中国の大手太陽光パネルメーカーであるトリナ・ソーラーは5月21日、追尾型の架台システムを手がけるスペインNclave Renewableを買収したと発表した。

 Nclave Renewableは、世界トップの追尾型架台システムのメーカーとしている。累計で出力2.5GWの供給実績があるという。また、中国の太陽光発電関連企業による、海外の追尾型架台メーカーの初の買収例としている。

 中国を中心とする太陽光パネル大手各社は、太陽光パネルの技術と事業が成熟化しているとの認識に立ち、発電システム全体など、川下まで包括した提案によって、顧客の発電事業全体の投資収益性を高める戦略を強めている(水上型の例)。

 トリナ・ソーラーも3月に、地上設置型のシステムとして、追尾型システムと両面ガラスや両面発電のパネルを組み合わせる提案を強化することを明らかにしていた(関連コラム)。このシステム提案に関して、Nclave Renewableの追尾型架台システムを採用している。

 トリナ・ソーラーでは、追尾型システムについては、ある時点まで自社で開発・販売することを想定していた。しかし、開発を進める中で方針を変え、Nclave Renewableと提携した経緯がある。ただ、最終的に買収に至ったことから、自社内で技術を保持しておきたい意向に変わりはなかったようだ。

 買収によって、自社製の太陽光パネルと追尾型架台システムの設計がより最適化され、より効率的な発電システムを実現できると強調している。

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