• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP
ニュース

「三次元流れ解析」で出力を1MW向上、北電の水力発電所

2018/05/16 08:00
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
東の沢発電所
(出所:北海道電力)
クリックすると拡大した画像が開きます
新型水車ランナー
(出所:北海道電力)
クリックすると拡大した画像が開きます

 北海道電力は、北海道新ひだか町にあるダム水路式水力発電所「東の沢発電所」の水車ランナーを新型に交換し、最大出力を1MW向上した。

 立軸フランシス水車1台を採用した水力発電所で、1987年2月に運転開始した。今回、水車内の水の流れについて「三次元流れ解析」を行い、羽根の形・厚さ・形状を最適化することで効率を高めた水車ランナーを採用した。

 変更後の出力は21MWで、落差・流量を変更せずに最大出力を増加した。発電量が年間310万kWh程度増加すると想定する。また、火力発電量を抑制できることから、年間1980t程度のCO2排出削減効果を見込める。

 出力向上に関しては、4月25日に電気事業法第27条の27第3項の規定に基づき「発電事業変更届出書」を経済産業大臣へ届出した。

 北電では、高効率な水車ランナー採用による最大出力増加に取り組んでおり、今回が8例目となる。今後、他の水力発電所についても同様の取り組みを進めていく。

  • 記事ランキング