出力約71MWのメガソーラー「上北六ヶ所太陽光発電所」
(出所:双日)
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 双日は5月11日、青森県上北郡六ヶ所村で、出力約71MWのメガソーラー「上北六ヶ所太陽光発電所」を竣工し、商業運転を開始したと発表した。発電事業者は、同社100%出資子会社である未来創電上北六ヶ所(東京都千代田区)となる。

 新むつ小川原(東京都千代田区)の保有する「むつ小川原開発地区」内に立地し、同社から用地を賃借し、固定価格買取制度(FIT)を利用して発電事業を行う。買取価格は40円/kWh(税別)で、全量を東北電力に売電する。

 太陽光パネルの設置容量は約71MW、連系出力は約51MWとなる。パネルは、韓国LG電子製、架台は日創プロニティ製を採用した。EPC(設計・調達・施工)サービスは富士電機が担当した。

 事業費用の総額は約230億円で、そのうち約195億円をプロジェクトファイナンスの組成により調達した。アレンジャーは日本政策投資銀行、コ・アレンジャーは三菱東京UFJ銀行が務め、青森県などの地域金融機関(青森銀行、みちのく銀行、岩手銀行、秋田銀行、北洋銀行)が協調融資行として参加した。

 双日は、2010年からドイツで合計出力24MWのメガソーラー事業を進めており、こうしたノウハウを生かして国内でもメガソーラーを開発している。これまでに北海道斜里郡、愛知県知多郡、熊本県球磨郡、福岡県飯塚市と今回の六ヶ所村を含め、5カ所の合計で約122MW(太陽光パネル容量)の規模に達する。

 六ヶ所村では、ユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)による「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク」が2015年10月から稼働している。これは太陽光パネルの設置容量148MW、連系出力115MWで、現時点で商業運転している国内のメガソーラーで最大となっている(関連記事)。

 「上北六ヶ所太陽光発電所」の稼働で、六ヶ所村内にはパネル容量で200MWを超えるメガソーラーが運営されることになる。