木質バイオマス発電所の建設予定地
(出所:征矢野建材)
[画像のクリックで拡大表示]

 征矢野建材(長野県松本市)と九電みらいエナジー(福岡市)、九電工(福岡市)、北野建設の4社は4月12日、長野県塩尻市に木質バイオマス発電所を建設・運営すると発表した。11月に着工し、2020年10月に運転を開始する予定。

 長野県と塩尻市、征矢野建材の3者は、2012年から木材加工施設と木質バイオマス発電所を整備して木材の新たな需要創出と循環型社会の形成を目指す「信州F・POWERプロジェクト」を推進している。2014年4月には塩尻市内に「ソヤノウッドパーク」を竣工した。

 今回、同プロジェクトの一環としてソヤノウッドパーク内の約1万9600m2に出力14.5MWの木質バイオマス発電所を建設。主に長野県内の山林に残置されてきた間伐材などの未利用材や木材加工施設から排出される製材端材を燃料に発電する。

 荏原環境プラント製の内部循環流動床ボイラーを採用。年間約14万tの木質バイオマス燃料を用いて、一般家庭約2万6000世帯に相当する約9500万kWhを発電する見込み。4社が共同出資する特定目的会社(SPC)「ソヤノウッドパワー株式会社」が事業主体となる。