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富士通が心臓の挙動学習ソフト、心臓シミュレーターを活用

2018/04/12 17:00
増田 克善=日経デジタルヘルス
心筋にかかる圧力などの物理的な値をグラフで可視化
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心電図と興奮伝播の関係を学習
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VR技術を用いた立体視のイメージ
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 富士通は2018年4月11日、心臓の挙動を学習できるソフトウエア「FUJITSU ヘルスケアソリューション Heart Explorer(ハートエクスプローラー)」の販売を開始した。心臓の挙動を精緻に再現する心臓シミュレーターを活用して得られた心臓データを、3Dモデルで観察・分析できる。

 大学医学部などの医療・看護系の教育機関向けに販売する。通常版は385万円、アカデミック版は250万円。2020年度末までに140ライセンスを販売目標としている。

 利用する心臓シミュレーターは、同社の未来医療開発センターが東京大学と、スーパーコンピューター「京」を使って共同開発してきたもの(関連記事)。この心臓シミュレーターの出力データを利用し、従来表現することが困難とされていた心筋の動き、血流、ペースメーカー細胞から電気刺激が心臓全体に伝わる興奮伝播、心電図などの心臓の挙動を観察・分析できる。

 医学生や看護学生など学習者自らが3Dモデルの視点や断面を自由に設定し、模型では困難な立体構造や内部構造、拍動、血流を3Dモデルで学ぶことが可能という。健康な心臓だけでなく、心疾患について学習できるよう、心筋梗塞など症例ごとのコンテンツ(教材)も用意している。

 複数の学習要素を関連付けながら同時に学習することもできる。例えば、シミュレーターにより再現した体の表面に電極を設置して心電図を表示すると同時に、心臓内に興奮が伝播する様子を可視化することができ、両者の関係を関連付けして理解するといった学習である。

 別売りの3次元立体視ディスプレイ「zSpace 200」(zSpace社製)を用いたVR(Virtual Reality)技術を応用することも可能。目視することが困難な心臓の立体構造や内部構造、心拍動などを360度立体的に観察し理解が進むようにデザインされているという。

■変更履歴
記事初出時、1番上に掲載していたリリース画像の一部に誤りがあったと富士通から申し入れがあり、画像を差し替えました。記事は修正済みです。

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