直流1500V対応のPLCストリング監視装置「SMP2205」
(出所:住友電工)
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 住友電気工業は、直流回路1500V設計の太陽光発電所向けストリング監視装置「SMP2205」を開発し、国内外の太陽光発電所向けに受注を開始した。

同社のストリング監視装置は、電力線通信(PLC:power line communications)を採用しているのが特徴。出荷開始は7月の予定。価格はオープン。

 太陽光発電所が正常に動作しているかをストリング(太陽光パネルの直列回路)ごとに監視して異常を検出する。計測ストリング数は最大20で、さまざまなストリング設定のサイトに適用できる。また、IEC(国際電気標準会議)規格に適合する予定で、IEC加盟国の太陽光発電所でも使用可能になる。

 監視を行う子機とデータ収集を行う親機の間の通信にはPLC技術を採用している。敷設済みの電力線を通信に用いるため、通信線の追加敷設工事が不要でトータルコストに優れるとしている(関連記事)。

 固定価格買取制度(FIT)の買取価格の引き下げなどに伴い、システム効率の向上する直流1500V設計の太陽光発電所が増加している。従来、多数を占めていた1000V設計と比べて、1ストリングあたりのパネル枚数を増やすことで、各種部材数を減らして導入コストを削減できる効果もある。