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キヤノンメディカル、オランダFysicon社を買収

心疾患の低侵襲治療領域、ヘルスケアITを強化

2018/03/08 13:30
増田 克善=日経デジタルヘルス

 キヤノンメディカルシステムズは、医療情報システムや生体情報収集機器などの開発・販売を手掛けるオランダのFysicon社を買収した。同社の株式を取得する契約を締結し、必要な承認手続きを経て買収を完了したという。

 Fysicon社は、病院内ITシステムやワークフローに関して独自の技術と知見をベースに、心血管モニタリング装置などの製品群を開発・製造、グローバルに販売している。特に、心臓波形を読み取り、心機能解析を行う機器は、コンパクトな外観と直観的な操作性を持つ製品として高い評価を受けているという。従業員は40人。

 不整脈や心筋梗塞などに代表される心臓疾患の有病率は、高齢化に伴い増加傾向にあり、患者の負担を軽減する低侵襲治療の重要性が高まっている。そうした潮流からキヤノンメディカルシステムズなどが提供するX線アンギオグラフィシステムをはじめ、多くの検査機器が治療に利用され得ている。

 今後は、まずは海外市場を中心にFysicon社の製品とキヤノンメディカルシステムズのX線アンギオグラフィシステムとの連携を図り、一体化したソリューションを提供する。それにより、心臓疾患の治療現場のワークフローの改善をさらに進める。また、両社のヘルスケアIT技術を融合することにより、術前・術中・術後のフォローアップを含めたトータルケアの実現を目指していくという。

 今回の買収に関してキヤノンメディカル代表取締役社長の瀧口登志夫氏は、「Fysicon社の高い技術力と当社のシステムを組み合わせることで、患者や医療従事者に新たな価値を提供できる」と述べている。また、Fysicon社のLinda Elberse CEOは、「キヤノンメディカルと一体となることで、新たな循環器のトータルソリューションを提供できる。お互いの経験とノウハウは、医療現場の課題解決に貢献できると信じている」と語っている。

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