太陽光パネル大手の米サンパワー(SunPower)社は2月12日、フランス南東部のグルノーブル(Grenoble)で合計出力750kWのソーラーカーポート3カ所が稼働を開始したと発表した()。

フランスのグルノーブルでGEG社が稼働を開始した出力750kWのソーラーカーポート
(出所:SunPower/Grenoble-Alpes Métropole)
[画像のクリックで拡大表示]

 同プロジェクトは、地元の電力事業者であるGEG社がプログラム「PARKOSOL」の一環としてグルノーブルの公施設法人Grenoble Alps Metropoleらと共同で進めているもの。同プログラムでは、グルノーブルおよび周辺地域でソーラーカーポートを開発している。

 太陽光パネルとして、サンパワー社製の「Eシリーズ」を採用した。

 GEG社のダニエル・ベッソン(Daniel Besson)プロダクション・ディレクターは、「駐車場という限られたスペースで発電量を最大化するため、高効率な太陽光パネルを選択した。持続可能な方法でパネルが製造されており、エネルギー規制委員会(CRE)が定める環境基準にも適合する」と述べている。

 サンパワー社は米カリフォルニア州のシリコンバレーを拠点とするが、国際石油資本の仏トタル(Total S.A.)が株式の過半を所有し、トタルグループとなっている。

 米トランプ政権が輸入太陽光パネルへの追加関税を決定したため、メキシコやマレーシアで製造したパネルを米国に輸入している同社の事業にも影響が及ぶ可能性が高い。

 同社は2月14日に予定している2017年度第4四半期の業績発表の際に、米国の追加関税に対する見解や対応策を明らかにするとしており、今後フランスや新興国など米国以外の市場開拓にも力を入れていくものとみられる(関連記事1)(関連記事2)。