日本の風力発電導入量
(出所:JWPA)
[画像のクリックで拡大表示]

 日本風力発電協会(JWPA)は1月17日、日本国内における2017年(1月~12月)の風力発電の導入実績(速報値)は77基169MWだったと発表した。前年比12%減で、2年連続の前年割れとなった。

 JWPAでは、2012年7月の固定価格買取制度(FIT)施行の3カ月後に改正環境アセス法が風力発電にも適用され、その手続きに4~5年の期間と費用が伴うことが風力発電の導入拡大の足かせになっていると指摘している。

 その一方で、2017年12月末時点で環境アセスメント手続きの配慮書以降の段階にある案件は総数196件、合計容量は16GW(うち4.5GWは洋上風力)に達する。「関係省庁の尽力により期間短縮の成果が表れ始めており、一層の導入拡大への準備が整いつつある」としている。

 また、2017年12月末時点での累積導入実績は2225基3.399GW(3399MW)。都道府県別では、1位が青森県の383MW、2位が秋田県の355MW、3位が北海道の353MWとなった。地域別(一般送配電事業者管内別)では東北電力が912MWに達し、2位の九州電力500MWに大差を付けた。

 メーカー別では、デンマークVestas社(デンマークNEG Micon社を含む)が613MW、米GE社(独TACKE社、仏Alstom社を含む)が569MW、独Enercon社が508MW、三菱重工業が404MW、日立製作所(富士重工業を含む)が370MW。