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薬剤師の負荷を軽減する「全自動散薬分割分包機」、キヤノンLCS

2018/01/26 12:00
増田 克善=日経デジタルヘルス
全自動散薬分割分包機「AX930」
逆回転する回転ホッパーとR円盤(下左)、3つの散薬を投入できるトリプルホッパー(下右)
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 キヤノンライフケアソリューションズ(キヤノンLCS)は、全自動散薬分割分包機の新機種「AX930」の提供を2018年1月25日に開始した。従来機の特徴を継承しつつ分包の精度安定と時間短縮を実現し、薬剤師の調剤業務の効率化・負荷軽減を図ったとする。価格は450万円(税別)。

 散薬を正確に分割して分包するためには、ホッパー(散薬投入口)に投入された散薬を回転するR円盤上に均等に撒かれていることが重要である。ホッパー内のフィーダーを利用して均等に配分する場合、少量ずつゆっくり配分すれば精度は高くなるが、散薬がすべて落ちるまでに時間を要するため分包時間が長くなる。AX930では、R円盤と回転ホッパーを逆回転させることで互いの相対速度を上げ、移動距離を確保することによって、時間をかけて配分した場合と同等の精度でスピーディーな配分を可能にしている。

 クラスで唯一、3つの散薬投入ホッパー(トリプルホッパー)を搭載する。3種の散薬の混合分包を一度に済ますことができ、分包時間を短縮できる。

 分包機本体に5.7インチ液晶カラータッチパネルを搭載し、包数や種別などの分包条件、患者名や服用時期、日付などの基本的な印字指示が可能。入力情報を集約することで少ないタッチ数で分包を開始することができ、簡単な操作で作業時間の短縮を図った。オプションの印字ソフト「EP7」(価格60万円)を使えば、印字項目の追加やレセプトコンピューターとのデータ連携に対応する。

 この他、分包条件に応じて選択できる分割ブレードを採用した。散薬を掻き出すブレードを標準タイプとワイドタイプの2種類から選択可能。1包に多量の散薬を分包する際や、顆粒などの流動性の高い散薬を分包する際の散薬の掻き残しを最小限に抑え精度を確保できるという。

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