DIC鹿島工場の太陽光発電設備・外観
(出所:三菱電機・2018年1月撮影)
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 三菱電機は、DIC鹿島工場(茨城県神栖市)向けにパネル容量1.6MWの太陽光発電設備を納入し、1月26日に竣工すると発表した。同社によると自家消費を目的とした太陽光発電設備では国内最大級という。

 三菱電機製の太陽光パネル5588枚と、東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製のパワーコンディショナー(PCS)1.5MWW(750kW×2台)、PCS収納盤(エンクロージャ)1式を納入した。

 太陽光パネルは国内で開発・生産したもので、25年間で出力低下率20%以内の「リニア出力保証」と10年間の「瑕疵保証」付き。3層構造PETフィルムとフレーム取付部材のめっき処理により耐塩性を強化した。フレーム四隅に水切り加工を施して排水性とほこりの排出性を確保した。PCSのエンクロージャも耐塩仕様で、空調室外機に重耐塩仕様品を採用した。

 また架台は、アレイ(パネルの設置単位)の設置間隔が縮小できるよう設置角5度の低勾配の設置を採用し、パネルの設置枚数を増やした。架台製造コストや限られたスペースを考慮したシミュレーションにより最適な設置角とレイアウトを算出して年間発電量を最大化したという。

 同工場は土日祝日も連続稼働するため、発電した電力はすべて自家消費される。環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(平成29年度再生可能エネルギー電気・熱自立的普及促進事業)に採択された。