バイオ燃料製造実証プラントの完成イメージ図
(出所:ユーグレナ)
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建設中のバイオ燃料製造実証プラント(2017年12月22日現在)
(出所:ユーグレナ)
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 ユーグレナは、横浜市で建設中のバイオ燃料製造実証プラントにおいて、1月15日から建設工事に用いる発電機の燃料に「ミドリムシ入りバイオジェット燃料」を試験的に使用開始した。使用量は約6kL、使用期間は6月ごろまでの予定。

 2012年に同社は、研究目的でミドリムシ(ユーグレナ)を原料に一部使用したASTM規格準拠のミドリムシ入りバイオジェット燃料「Bio-SPK」を製造した。今回、Bio-SPKの研究後の未使用分を実証プラント建設工事における発電機の燃料として有効活用する。

 ASTM規格とは、世界最大規模の標準化団体であるASTMインターナショナルが策定する規格で、世界的に航空機に使用されるジェット燃料はASTM規格への適合が義務付けられている。

 同社によると、ミドリムシ入りバイオジェット燃料をエネルギー源に活用するのは今回で2回目となる。2016年5月にテレビCMの撮影において、必要な全動力(スタッフ・機材を運搬するトラック、カメラ、照明)をミドリムシ入りバイオディーゼル燃料で賄う試みを行った。

 実証プラントは10月末に完成する予定で、1日5バレル・年間125kLのバイオジェット燃料を製造する計画。同社は2020年までにバイオジェット燃料を使用した有償フライトの実現を目標としている。