実証実験の概要
(出所:北海道電力)
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実証に参加する設備
(出所:北海道電力)
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 北海道電力と東京電力パワーグリッドは、地域間連系線を活用した風力発電の導入拡大に向け、10事業者で合計出力200MWの発電設備の参加する実証実験を実施する。

 実証に参加する最初の風力発電設備が1月1日に運転開始した。定格出力は6.6MW。事業者はエコ・パワー(東京都品川区)で、建設地は石狩市および小樽市となる。

 今回の実証実験では、北海道電力管内にある風力発電設備の出力変動の調整力を、東京電力パワーグリッドから地域間連系線を介して調達する。地域間連系線の停止などにより調整力(調整幅・調整速度)が不足する場合には、風力発電の出力を制御して系統運用を安定化する。

 東京電力パワーグリッドによる調整力の提供は30分より長い周期変動が対象となる。20分より短い周期の変動は、北海道電力管内の調整力で対応する。

 10事業者12カ所の風力発電設備が参加し、定格出力は合計200MWとなる。2021年3月末までに全ての参加発電所が順次運転開始する予定で、実証試験期間を経て試験結果を取りまとめるという。