米Analog Devices社(ADI)は、変換効率が94.6%と高く、放射電磁雑音(EMI)が低いデュアルチャネルの降圧型DC-DCコンバーターIC「LT8650S」を発売した。同社独自の低EMI技術「Silent Switcher 2アーキテクチャー」を採用した。このアーキテクチャーは、大きく4つの技術からなる。1つめは、コンデンサーを内蔵することで、高レベルなEMIを放射する危険性が高いホットループの面積を最小限に抑えたこと。2つめは、スイッチング波形の立ち上がり/立ち下がりエッジを最適化したこと。3つめは、切れ目のないグラウンド面を備えたこと。4つめは、ボンディングワイヤーの代わりにCu(銅)ピラーを採用したことである。この結果、車載機器に向けたEMI規制値である「CISPR25クラス5」を容易にクリアできるという。加えて、スペクトラム拡散変調クロック機能を備えているため、これを使えばEMIをさらに低減できるとしている。車載機器や産業機器などに向ける。

ここからは会員の登録が必要です。