米Analog Devices社(ADI)は、消費電流(無負荷時)の最大値が2μA、標準値が1.3μAといずれも少ないオペアンプIC「LTC2063」を発売した。シャットダウン時の消費電流は170nA(最大値)である。このためオンとオフを繰り返す(デューティーサイクル駆動)用途では、消費電力を最小限に抑えられる。起動時の電荷損失を減らす工夫も盛り込んでいるため、さらに消費電力を低減できるとする。直流特性は高い。例えば、入力オフセット電圧は5μV(+25℃時の最大値)で、その温度ドリフトは0.02μV/℃(−40〜+125℃時の最大値)である。いわゆる「ゼロドリフトオペアンプ」である。無線メッシュネットワークの信号調整(シグナルコンディショニング)回路や、高分解能の携帯型計測器、センサー機器の信号調整回路、ガス検出器、医療用電子機器、エナジーハーベスティング機器などに向ける。

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