小さな発光素子がディスプレーを一変させる。その名は「マイクロLED」。映像を手軽に身の回りの壁や机に表示したり、目の前の空間に浮かべたりできる。「ディスプレー=映像を表示するパネル」という“常識”は過去のものになる。このような一大革新が、マイクロLEDの普及によって2020年代に起こる。

 1990年代に始まったブラウン管からフラットパネルへの転換。この結果、ディスプレーは薄型・軽量になり、ノートパソコンの誕生やスマートフォンの発展につながった。また、ブラウン管では限界があったテレビの大画面・高精細化を実現可能にした。

 それ以来、30年ぶりの革新がディスプレー技術に起こる。「パネルに映像を表示するのがディスプレー」。そんな“常識”が覆る。パネルを使わずに、映像を身の回りの壁や机に表示したり、目の前の空間に浮かべたりすることが、手軽にできるようになるからだ。これを実現するのが「マイクロLED」と呼ばれる10µm程度の小さな発光素子である。

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