自動車部品の総合展示会「人とくるまのテクノロジー展2017横浜」が2017年5月下旬、開催された(図1)。自動運転時代に向けて、魅力ある車内空間やインストルメントパネルが求められている。会場では“快適な車内空間や自動運転時代を見据えた内装を追求する”出展が相次いだ。

図1 「人とくるまのテクノロジー展2017横浜」の会場
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 会場では、快適な車内空間や自動運転を意識した内装を追求する部品・技術が展示された。トヨタ紡織は、部品の表面に特殊な顔料を混ぜることで、近赤外線を反射させて部品の表面温度の上昇を抑える技術を開発した(図2)。炎天下の駐車場に30分間車両を放置した場合、ドアトリムの表面温度を従来品より約8℃下げられる。

図2 トヨタ紡織の温度上昇を抑える内装材
近赤外線を反射することで実現。太陽光の照射による内装の温度上昇を抑える。
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 帝人は、複数人で1台のクルマを共有するカー・シェアリング・サービス時代に向けて、内装の一部を取り替えられるコンセプト車を展示した(図3)。交換できるのは、シートの座面や背もたれ面のクッション、ドアトリム、ルーフトリムなど。

図3 帝人が出展したカーシェアリング向け内装
運転者の好みに応じて自由に変えることができる。
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