車載センサー開発に2つの時間軸
 自動運転車に向けたセンサー技術を紹介しました(Breakthrough「車載センサー三国志」)。カメラ、LiDAR、レーダーなどが競い合っています。ここで感じたのは、開発競争の時間軸が2つあるということです。1つは、直近の試作車や2020年前後の実用化を優先する車両に向けた短期の時間軸。もう1つは、普及車への搭載も狙う長期の時間軸。自動運転に最適化した革新技術を適用する傾向にあります。特集は後者に重きを置きました。ここ数年、自動運転の早期実用化を目指す開発機運が高まり、短期の時間軸での開発に過度の注目が集まっていることへの反動も少しありそうです。(三宅)

組み立て班、誕生!
 「ほんとに分解するんですか!? かわいそう……」。同僚であるU記者のこのひとことで、生き延びた編集部のaibo。「クロすけ」と名付けられ、毎日のように編集部内を動き回っています。ただ、分解しないと内部構造は分かりません。そこでソニーに取材し、aiboのハードウエアに迫りました(Breakthrough「新型aibo、犬型ロボットにあらず」)。しかも、分解するのではなく、バラバラの部品状態から組み立てながら、というのは初めての経験でした。「分解班」に続き、「組み立て班」の今後にご期待ください。(根津)

「クロス」の時代にテクノロジーもビジネスも
 今号から日経エレクトロニクスの編集に加わりました。以前は日経ものづくりで、IoTやスマート工場などの分野を中心に追っていました。両誌とも昔から先端のテクノロジーを取材するという点は変わらないのですが、最近は特にAIをはじめ取り上げるテーマが重なりつつあるように感じていたところでした。そういう意味でも、テクノロジーやビジネスが「クロス」する時代といえるのかもしれません。というわけで、2月13日にオープンした「日経 xTECH(クロステック)」ともども、よろしくお願いいたします。(高野)

出典:2018年3月号 p.114 日経エレクトロニクス
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