【動向】トヨタが開発する「レベル4」の自動運転車、米で公開

 トヨタ自動車の米国子会社で人工知能(AI)などの研究開発を行う「Toyota Research Institute(TRI)」は、新しい自動運転実験車を開発した。新しい実験車は、「CES2013」でトヨタが発表した実験車を改良したもので、ベース車両は「レクサスLS600hL」である。SAE(米自動車技術会)が定める「レベル4」の自動運転と、トヨタが「Guardian(ガーディアン)」と呼ぶ高度運転支援システムの実用化を目指す。SAEのレベル4の自動運転とは、加減速や操舵などの操作と車両周辺の監視、緊急時などの対応をシステムが主導で行うもの。運転者は操作に関与しない。

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 Guardianはトヨタの安全技術「Safety Sense」の進化版で、レベル4の自動運転システムと組み合わせて使うこともできる。例えば、自動運転時に運転者がステアリングを操作すると手動運転モードに切り替わる、手動運転中に衝突などの危険が回避できないとシステムが判断すると運転者から操作を引き継ぐ、といった仕組みである。

 実験車は車両の周辺を監視するため、屋根に全方位LiDAR(Light Detection and Ranging)を取り付けた他、フロントグリルにミリ波レーダー、フロントウインドーの室内側(ルームミラー裏)にカラーのカメラを搭載した。

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